2009年6月8日月曜日

ファクトリイ

2009.6.7

 13時半、トリイホールに入った。出演者はすでに全員到着。先にハメモノを合わせる。今日は鳴物を打てる人間が二乗くんとわたしだけ。方正くんにも八斗くんにも早く覚えてもらいたい。
 楽屋で談笑しながら、本番を待った。予定より10分早く開場。客足が気がかり。開演5分前、バルコニーから見下ろすと、すでに場内は大入満員。スタッフがあわてて補助席を出している。入場者数110名。こんなにたくさんの方々にお越しいただき、感謝感謝の気持ちでいっぱいである。では、そろそろ二番太鼓を打つ囃そうか。

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=トリイ寄席特別企画=
第1回「HatTenファクトリイ」(15時開演)

『色事根問』   月亭 八斗
『四人ぐせ』   桂  二乗
『天災』     月亭 八天
『宮戸川』    月亭 方正
『算段の平兵衛』 月亭 八天
      仲入り
『残月の譜』   月亭 八天

三味線:浅野 美希

 公演は2時間40分と少々長丁場であった。八斗くんは2回目の高座。ピリピリ感がこちらにまで伝わってくる。指導した者としては、ハラハラドキドキ。『算段の平兵衛』は方正くんの『宮戸川』とちょっと付いた感がある(噺が似通っていた)。番組構成を考慮しなければ。心配していた『残月の譜』の笛は、なんとか吹けてよかった。 いつもの落語会とは、少し空気が違ったように思う。落語初体験者が多かったせいか。でも、お帰りの際のみなさんの笑顔、アンケートの書き込みを見ていると、ともに異空間を楽しんでいただけたのではないだろうか。通りがかりに文楽の英大夫がお越しになっていたのにはビックリ。初のフリースタイル落語会は無事終演。ミナミ活性化のために役立っただろうか。次回は明年2月7日(日)開催予定。
 打ち上げはオリエンタルホテル「坐・和民」にて。今日ライブに参加していただいた近大フォークソングサークルOBも別テーブルで飲んでいる。ちょっくら顔出しのご挨拶。
 そのあと、ホーセイ、ハットを連れて、久しぶりに「天ぷら牧」へも寄った。そこでも日本酒をシコタマ飲って、最後はカラオケ。方正くんとは、いつものこのコース。結局、4時帰宅と相成った。

ハッテン&ホーセイ