ホテルのレストランで、ゆったりとブランチ。12時、囃子方一行はジャンタクに乗り込み、国立劇場へと向かった。
さあ、今日は2日目。舞台セットは、日ごと解体しなければならず、一から作り上げている。これぞまさしくプロ根性というものか。師は、開演前の記者会見に臨んだ。来年の「大東京独演会」は、なんと国立の大ホール(1600人収容)で、10日間連続公演が決まっている。ゲストは日替わりで、東西の大御所がズラリ顔を並べることに。驚異、賛嘆。
「桂文珍大東京独演会 vol.3」(中日/昼15時開演)
「リクエストコーナー」
『地獄八景』 桂 文珍
「女道楽」 内海 英華
『そこつ長屋』 桂 文珍
仲入り
『商社殺油地獄』 桂 文珍
「桂文珍大東京独演会 vol.3」(中日/夜19時開演)
「リクエストコーナー」
『商社殺油地獄』 桂 文珍
「女道楽」 内海 英華
『胴乱の幸助』 桂 文珍
仲入り
『そこつ長屋』 桂 文珍
鳴 物:林家うさぎ
笛 :月亭 八天
お茶子:林家 市楼
このところ、笛の仕事だけでも、使命感を持てるようになったのは、どういう心境の変化か。やはり落語が好きで、芸能が好きだから。いい環境に恵まれていることに、感謝しなければならない。