2009年6月1日月曜日

歯止め

2009.5.29

 16時過ぎ、野田阪神「日本盛」を訪れて、大水・渡邉氏に「HatTenファクトリイ」の前売チケットをお願いする。昨年の独演会でたいへん気に入っていただいた方々が、「次はいつあるねや」と言っていたところだとか。13、4人は来てくださるという。ありがたやありがたや。
 野田新橋商店街を通って、玉川「花ちりめん」にも顔を出した。御門氏は不在であったが、カウンターに座り合わせた方から、またまたチケットを求められた。こちらでも4人。さすがは師匠の地元、福島のみなさん。
 そのまま帰るつもりが、無性に餃子が食べたくなって、「大阪王将」に飛び込んだ。というのも昨夜遅く、田中啓文著「梅寿」の新作を監修した折、主人公・竜二が王将ならぬ玉将に入って、餃子にビールを頼むシーンが、潜在意識のどこかにこびりついていたからである。今日は夕方から飲んでいる。それに昨日から腹具合がイマイチ。もう飲めない。瓶ビールを頼んだものの、コップ1杯だけ飲んで引き揚げた。もちろん餃子は2人前平らげたのだが……。
 そうだ、この裏手に「BAR Quarter(クオーター)」が移転したらしい。以前の店を最後に訪れたのは、もう7年くらい前になるだろうか。いまはダーツ倶楽部になっている。ちょっとだけのぞいてみよう。性懲りもなく入っていった。メーカーズマークのソーダ割りを飲りながら、マスターと二言三言喋っているうちに、懐かしい出来事を次から次へと思い出してきた。なにせ太融寺での「HATTENプロジェクト会議」の打ち上げ2次会は、大抵ここの旧店を使ったものである。30になったころ……とにかく若かった。近況報告だけをして、またあらためて来ることを告げた。明日は早朝から長崎ツアーへ。もうぼちぼち帰らなければ……。
 それなのに、ああそれなのに……。帰ってから、カレーヌードルなんてやるから、余計胃に悪い。酔っているときは歯止めが利かない。ああ、だれか止めてぇ〜。