2009年7月23日木曜日

酔い待ち月

2009.7.19

 10時30分、大井川茶園雪嶋社長の案内で、工場を見学させていただき、お茶のパックにオリジナルTシャツまで頂戴した。早速、アディダスならぬ「味出す」のロゴ入りシャツを着用。
 かわかつのお父さんも誘って、雪嶋氏の車で約30分のドライブ。静岡市の山あいにある、大正8年創業の老舗「待月楼」へ連れていってもらった。ここは元旅館だとか。竹林に囲まれ、お隠れ宿のようである。名前がいい。月亭を待つ市楼(なんでやねん)。

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 中庭を見下ろせる2階の座敷に通された。松に泉水、紫陽花に百合、目を楽しませてくれる。  懐石の料理は、食前酒にりんご酒。付き出しが、鯵の博多押し、針独活、叩き芋。お椀は、鱧、冬瓜、オクラすり流し。造りは、鰹、平目、いか。八寸は、メダイ昆布〆、糸瓜と焼き椎茸の胡麻酢和え、カマス寿司、丸十レモン漬け、たたきオクラ、たらこ味噌漬け、大梅。焼き物は、鮎の風干し、白瓜雷干し土佐漬け、はじかみ。冷たい焚き合わせは、織戸茄子オランダ煮、南瓜石川小芋旨煮、万願寺青唐焼き干し、ずいき、にこごり。〆は、丸子(まりこ)名物のとろろ汁をご飯にかけて食す。菓物は、とろろアイスにあんこ。
 昼間から贅沢させていただいた。このお返しは、いい高座、いい噺で。
 さあ、今夜は貸切公演。気合い入れて頑張ろう。

第5回「かわかつ八天寄席」二日目貸切(17時半開演)

『花筏』     月亭 八天
      仲入り
『仔猫』     月亭 八天

 今宵の懇親会では、「磯自慢」「志太泉」をグイグイ。席上、主客のデンティスト岡先生から、岡山の「ままかり」のご主人とおかみさんをご紹介いただいた。でも、わたしは初対面じゃなかった。文珍師と過去2度か3度訪れ、おふたりには挨拶もしている。2階の座敷で落語会をしたいとか。願ってもない話。是非とも「ままかり八天亭」を実現させたい。
 岡ファミリーと「ラ・カメリア」で赤ワインを数杯、「BELLINI(ベリーニ)」でマーカーズマークを数杯飲んで……、お開きは……何時だったろう……?