2009年7月17日金曜日

毎度勉強

2009.7.13

 前回は第七藝術劇場を使ったが、今回は大楽 新僑飯店の宴会場を借りての「十三寄席 噺のにぎわい」。夏はこちらのほうがいい。映画館は暑くて暑くて。開演前に関大の政策創造学部の学生さんから、十三の町おこしについてインタビューを受けた。そもそも十三寄席とは……。最近、取材を受けることが多いので、いかに端的に、いかに分かりやすく説明するかを研究している。今日はうまく発揮できただろうか。

第43回「十三寄席 噺のにぎわい」(18時半開演)

『四人ぐせ』  笑福亭生寿
『宗論』    笑福亭笑助
『抜け雀』   月亭 八天
     仲入り
『ATM』   月亭 八天

三味線:山澤 由江
    長嶺かほり
お茶子:足利 智実
手伝い:月亭 八斗

 太田忠司氏原作の『ATM』が意外に受けた。あんなにシュールなネタなのに。元々、落語でもなんでもない。「異形コレクション」の中にあった短編小説を、わたしがお願いして落語にさせてもらっているだけだ。初演のときとは違って、前半部分に少し手を入れたが、今度は後半にも、なんらかの工夫を加える必要がありそうだ。毎度、勉強になる。
 終演後は、いつものように「富五郎」にて打ち上げ。わいわいがやがや……と、こちらも話のにぎわいだ。
 23時、中締め。あとはお好きなように。わたしは八斗くんに送ってもらって帰宅。ああ、明日はまた四国か……。