昨日の毎日新聞大阪版に「HatTenファクトリイ」の記事が掲載された。ネット版には写真がないが、内容はこちらから閲覧できる。なお、手持ちチケット20枚は完売したが、ホール側にはまだまだ余裕があるので、春の独演会に、どうかお一人でも多くの方にお越しいただきたい。ご予約は、06-6211-2506 まで。
15時半、鳴物道具一式を福島「BAR DINO206」に搬入。
さてさて、これからショットバーを大改造して、寄席小屋をこしらえなければならない。洋の世界から和の世界へ。まるでテレビの「ビフォーアフター」である。時間とのたたかいで気持ちもバタバタ。舞台に出るまでに汗の小一升もかいた。
すでにお客さんもゾロゾロ入場。師匠は自宅で着替えて来られたが、わたしは、終演後の撤収も考えて、屏風の裏で着替えることに。
18時、地下の不思議な空間に、二番太鼓が鳴り響く。
舞台袖はかなり窮屈だ。それでも太鼓を叩ける者が一人でもいればいいのだが、結局、自分の出囃子は自分で叩いて出るわけにいかず、三味線だけで高座へあがった。うわあ、客席暗ぁ〜、照明熱ぅ〜。
第1回 福島月亭会「ショットバーでショット落語」(18時開演)
「ごあいさつ」 月亭 八方
『饅頭こわい』 月亭 八天
『住吉駕籠』 月亭 八方
三味線:寺西 美紀
手伝い:月亭 方正/月亭 八斗
師が実験的に始めた会であったが、一回目にしては大成功ではなかったか。もちろん、まだまだ改善点はあるが、今後が楽しみになってきた。次回は6月23日(火)。出演は師匠と方正くんのカップリング。
帰りはノンアルコールの八斗くんに代行運転してもらって、うちの駐車場まで送ってもらったが、その後、彼は芦屋の実家に帰れたのだろうか……。