2010年5月11日火曜日
まだ間に合う!5月6月の落語会情報
●5月23日(日)13時30分開場/14時開演 第2回「八天・聖天・八聖亭」 福島八聖亭=JR「福島」より徒歩8分、聖天通商店街の信号2つ越え左手、エイトワンビル2F 出演: 月亭 八天<三席相勤め申し候> 桂 春蝶 月亭 天使<初高座披露> 三味線:豊田 公美子 料金:前売¥1800/当日¥2000(要予約) 予約・問合:06-6956-8810 英知プロジェクト PC予約フォーム http://formmail.jp/00084041/ ●5月25日(火)18時開場/18時30分開演 第5回「天か市の会」~八天・市楼ふたり会 アークカルチャースタジオ=地下鉄「文の里」北へ徒歩3分、アークビル6F 月亭 八天 2席 林家 市楼 2席 笑福亭 飛梅 月亭 天使(番外) 三味線:吉川 絹代 料金:前売¥1500/当日¥1800(要予約) 予約・問合:06-6623-8166 アークカルチャー(大谷) PC予約フォーム http://formmail.jp/00084041/ ●6月6日(日)14時30分開場/15時開演 兵庫八天の会 第28回「やなぎはらYEBISU亭」 神戸柳原・蛭子神社=JR「兵庫」東へ徒歩3分 出演: 『肝つぶし』「おたのしみ」月亭 八天 『悋気の独楽』桂 文華 『東の旅』月亭 天使 三味線:勝 正子 料金:前売1500円/当日1800円 予約・問合:078-681-8012 原商店 PC予約フォーム http://formmail.jp/00084041/ ●6月9日(水)18時開場/18時30分開演 八天・きん太郎ふたり会「HANJYOTEI 6・9(ロック)の日」 天満天神繁昌亭=地下鉄「南森町」、JR「大阪天満宮」徒歩3分 出演: 月亭 八天 桂 きん太郎 林家 市楼 スペシャルゲスト:有名音楽アーティストのミニライブあり 三味線:寺西 美紀 料金:前売2500円 /当日3000円 前売販売:0570-02-9999 ぴあ 問合:06-6352-4874 繁昌亭 PC予約フォーム http://formmail.jp/00084041/ ●6月19日(土)17時30分開場/18時開演 第32回「みんな八天の会」 玉初堂アネックスホール=JR・地下鉄「森ノ宮」東へ徒歩5分 月亭 八天『肝つぶし』『涙をこらえてカラオケを』 笑福亭 生喬『おたのしみ』 月亭 天使「開口一番」 三味線:早川 久子 入場料:1500円(要予約) 予約・問合:06-6971-2142 玉初堂 PC予約フォーム http://formmail.jp/00084041/ ●6月26日(土)19時開演 落語再生公会堂「ハナシをノベル!!」vol.24 大阪市中央公会堂地下会議室=地下鉄・京阪「淀屋橋」徒歩5分、京阪「なにわ橋」すぐ 月亭 八天 NEW TITLES「踊る大迷惑(魔人ハンターミツルギ 原作)」 REMASTER『殺しの罠(太田 忠司 原作)』 林家 染弥「おたのしみ」 月亭 天使「開口一番」 田中 啓文「トークでノベル」 三味線:浅野 美希 総合プロデュース:水嶋 眞弓(月刊「大阪人」) 入場料:前売1800円/当日2000円 PC予約フォーム http://formmail.jp/00075580/ 予約専用アドレス hananobe@mac.com 問合:06-6956-8810 英知プロジェクト ●6月28日(月)18時30分開演 「今藤政之祐の長唄と落語の会」 福島八聖亭=JR「福島」より徒歩8分、聖天通商店街の信号2つ越え左手、エイトワンビル2F 出演: 今藤 政之祐/杵屋 禄山/杵屋 禄丈/月亭 八方/月亭 八天/ほか 三味線:豊田 公美子 料金:お問い合わせください 問合:06-6451-5500 八聖亭 ●6月30日(水)14時開演 第1回「福島いこい寄席」 福島区民センター=地下鉄「野田阪神」、阪神「野田」西へ徒歩3分 出演: 月亭 八天/笑福亭 銀瓶/月亭 天使/ほか 「お囃子セミナー」あり 三味線:浅野 美希 料金:お問い合わせください 問合:06-6468-1771 福島区コミュニティ協会
2009年8月14日金曜日
ひめぎん
2009.7.31
新梅田食堂街にある「おおさかぐりる」のサービス定、久しぶりだ。マルマンのライトランチより200円高いが、ボリューム満点。阪急蛍池経由で、大阪空港へ向かう。
15時、愛媛県県民文化会館ひめぎんホールに到着した。少し移動しただけで疲れるのは年のせいか……。
愛媛朝日放送主催の「文珍独演会」がはね、打ち上げはこじんまりした居酒屋で。愛媛は魚が旨い。いやあ、お酒がよく合うこと。
2009年8月13日木曜日
2009年7月30日木曜日
エルニーニョ
2009.7.29
このところの異常気象はエルニーニョ現象の影響だそうだ。エルニーニョとは、太平洋赤道付近の海水温が高くなることで、これにより世界的な異常気象になる可能性があるとのこと。日本で長引く梅雨が明けないのもそのひとつらしい。
エルニーニョの原因はいまだ解明されていないが、地球温暖化となんらかの関連があるのではという見方もある。
いずれにしても暑い。今夜も熱帯夜。外気は30度、なのに部屋の中は32度。夜半にザッと雨が降った。通り雨だ。外気が27度に下がった。わたしの寝ているところは31度。うう、……眠れない。
2009年7月29日水曜日
天満と品川
2009.7.27
繁昌亭朝席「朝から繁昌亭の会」(10時開演)
『犬の目』 笑福亭生寿
『かわりめ』 桂 ひろば
『七度狐』 月亭 八天
仲入り
「手品」 桂 朝太郎
『竹の水仙』 桂 梅団治
三味線:脇阪 新子
鳴 物:桂 福丸
手伝い:露 の 紫
月亭 八斗
14時27分ののぞみで上京。品川プリンスホテルの中にあるよしもとプリンスシアター、通称「品川花月」に入った。今夜はここで文珍師の独演会が催される。昨日の佐渡島公演のまま、東京入りしていたメンバーと合流。イベントは19時からスタートした。
打ち上げは、あきた美彩館ダイニングはな小町にて。ここは秋田県のアンテナショップで、物産もやっていれば、郷土料理もやっている。
その後、市楼くんと部屋で軽く飲って解散。
ちりとて落語
2009.7.26
9時、自宅前から車を走らせた。中崎町で寺西さんを、大阪駅西口で八斗くんを拾って、福島から高速池田線に乗る。小浜西まで約2時間半。途中、車軸を流すような豪雨に見舞われ、視界が閉ざされた。たしか前に車で小浜を訪れたときも、これに近い大雨だった。山あいだけでなく、町なかもどしゃ降り。この状態で落語会は行われるのだろうか。
12時半、幸い雨は上がった。客足を心配していたが、ぼちぼちとお客さんが、お越しになられたようだ。さて、ちりとて落語の会は14時開演。
はまかぜプラザ「ちりとてちん寄席」
『かわりめ』 月亭 八天
『色事根問』 月亭 八斗
『仔猫』 月亭 八天
仲入り
『算段の平兵衛』 月亭 八天
三味線:寺西 美紀
暑い、暑過ぎる。舞台の真後ろにクーラーがある。なのに利かない。どうやら先ほどの雨で漏電したらしく、『仔猫』の最中には、高座の上の蛍光灯までが消えた。これって効果的な演出? それとも例のオカルト現象か(京の町家で、『足あがり』の最中にガラス障子が落ちた一件)。
『算段の平兵衛』は先方からの指定。ドラマ「ちりとてちん」の中に出てきた落語のスタンプラリーをやっているとか。残すは、このネタと『ひとり酒盛』だったそうな。
帰りは八斗くんに運転を代わってもらった。日曜の夕方、しかも夏休みだけに道が混んでいる。大阪に着いたのは20時。
一旦解散後、20時30分に扇町のスパニッシュ「Bar Pintxos(バール・ピンチョス)」に集結。タパスの盛り合わせ(蛸のマリネ、オリーブ酢漬け、ジャガイモのサラダ、ジャガイモとツナのオムレツ、白金豚ペーストのカナッペ)、白金豚のホホ肉トマトソースのスパゲティや仔牛トリッパのトマト煮もいける。赤ワインはチリとイタリアのドッシリ系を2本開けた。ううん、今日もいい噺、いい酒、いい料理にめぐりあえた。
うわあ、外は大雨だあ。梅雨はいったいいつまで続くんだろう……。
いきなりトリ?
2009.7.24
14時からグランキューブでクラシックコンサートがあったが、午前中からバタバタしていたので断念した。一緒に連れて行くはずのみるくに悪いことをした。一旦、駅まで出かけたが、家に舞い戻ってくると、われわれの昼御飯がない。申し訳にふたりでランチを食べに行く。リニューアルした「昇龍軒」の皿うどんとちゃんぽん。そして、デザートは「ロイヤルホスト」のスイーツ。
16時半、文の里の「アークカルチャースタジオ」に着くと、もうすでに師匠が来られていた。私の顔を見るなり、いきなり、
「八天師匠、今日はあんたがトリとってくれるか」
「ええ、そうなんですか」
「わたしは、その前で軽〜いネタさしてもらいまっさかいに……」
「ヒエ〜」
今日は二つ目くらいの出番であろうと思っていたから、まったく心積もりをしていなかった。道中、繰ってきたネタは『茶の湯』。でもせっかくなら、ハメモノの入るものを。できるだけ鳴物方に負担をかけず、ハメモノの入るネタは……。
第11回「月亭会」(19時開演)
「ごあいさつ」 月亭 八方
『色事根問』 月亭 八斗
『オーサカ、シネマロケンロール』
月亭 遊方
『新・鉄砲勇助』 月亭 八方
『仔猫』 月亭 八天
三味線:浅野 美希
今回はじめての夜公演。薄ボンヤリした照明に、怪談じみた噺が合うだろうと『仔猫』を選んだ。わたしの大好きなネタのひとつである。
スタッフを交えての打ち上げは、23時過ぎまで続いた。師は落語への想いを雄弁に語る。いま温めているネタは『持参金』。『鼻の狂歌』は福団治師に習いに行ったとか。それに江戸落語『三方一両損』をなんとか上方演出してみたいという野望まで。60の手習いとはいえ(?)、師が頼もしく、われわれもボウッとしてはいられない。さあさ、稽古稽古。
連日の熱帯夜。窓全開で寝ているから、喉の調子が思わしくない。生活環境はすべて舞台に反映される。良いことも悪いことも。商売道具をメンテナンスすることは、プロの職人なら当り前。改善すべきは改善すべし。
清々しい暑さ
2009.7.23
茹だるような暑さ。阪急武庫之荘からタクシーに乗り込んだ。14時、人間国宝・桂米朝師のご自宅を訪問し、恒例夏のご挨拶。参加したのは、朝太郎師、勢朝兄、米平兄とわたしの4人。たしか昨年は、夏も事始めも、仕事と重なり出席できなかった。
御大は先程おやすみになったところだったが、また起きてこられた。まずはいつものように、朝太郎師の先導でご挨拶。そのあとは応接間にて国宝を囲んで歓談。それぞれの近況であるとか、世間の話題であるとか、落語の話、協会の話などなど……。師は聞き役に回って、われわれの言うことを、ひとつひとつうなづいてらっしゃる。時折、笑みを浮かべながら……。喉が渇いているだろうからと、冷茶からビールになり、最後は酒になった。フッと時計を見ると、もう18時を回っている。お疲れが出ないよう、早々に失礼するつもりだったが、結局、4時間半もお邪魔したことになる。その間ずっと、師はお茶だけで付き合ってくださった。しかも、ほかの3人は直系、わたしは曾孫弟子。なのに、わたしの話にも耳を傾けていただき、大丸屋騒動について、八方一門について、山崎邦正のこと、八斗のこと、そのほか諸々……いろんなお話しができた。本当にありがたいことである。
米朝師がいつまでもご長命であらんことを願い、武庫之荘をあとにした。帰りは駅まで歩いたが、この暑さが清々しく感じられる。
日食とは日々食べること?
2009.7.22

朝からドンヨリ曇っている。ああ、そうだ。今日は日食の日だ。時計を見ると11時。ああ、見逃してしまったか。早速テレビをつけた。やっている、やっている。しかも硫黄島からの生中継。コロナ、プロミネンス、ダイヤモンドリングも、リアルタイムで見れた。一方、大阪の空では、雲の向こうで太陽が8割欠けたという。なんや、生を見たかったなあ……。
15時、道頓堀松竹座へ。「NINAGAWA 十二夜」2度目の観劇。前回は実費にて、1階の前から5列目、ほぼ中央の1等席(15750円)、今回は招待だから、3階の4列目、下手端。舞台の見え方が全然違う。やはり、歌舞伎は前で観るほうが迫力があっていい。
もっとも3階には大向こうさんが座っている。舞台全体を見渡せるから、芝居の進行はよくわかる。ただ、役者の表情、声の響き、鳴物の聞こえ方などが、かなり遠く感じてしまう。
まあ、わたしにとっては、前回、近くで観ていたから、アングルが変わっておもしろかった。
芝居が果て、地下鉄で四天王寺前夕陽ケ丘へ。桃谷の「桃屋」には久しぶりに来た。8月8日の「モーツァルト・コンサート」の打ち合わせ。いずみ音の「和」サークルの森河さんをはじめ、今日はピアノ演奏者の鈴木さん、田村さん、舞台監督の横田さんにもお会いした。どうやら内容は、ほぼ固まってきたようである。あとは当日のお楽しみ。わたしはそれまでにネタを覚えて、稽古をつけていただいて、万全を期さなければならない。
2009年7月25日土曜日
新席誕生
2009.7.20
ホテルの部屋でカップそばを食べたあと、ちょっと駅前をウロウロしてみた。暑い。暑過ぎる。明後日の日食ショーに向けて、太陽が照りたおしているのか。さっき着替えたばかりのTシャツがビショ濡れ。1時間ほど歩いたが、結局、ホテルへ戻り、ちょっとひと休み。
16時過ぎ、旧街道沿い、白子名店街の中にある「魚久」へ。初めての場所は、会場設営に少々時間がかかる。そのために昨日、下見に訪れ、ある程度、準備はしたつもり。でも、実際問題、お手伝いいただく方々への指導からなにから、ひとりでこなすのは気力、労力を要する。とにかく気持ちよく、落語ができれば言うことなし。
第1回「魚久はってん会」(17時半開演)
『おもしろ落語講座』
『動物園』 月亭 八天
仲入り
『かわりめ』 月亭 八天
今日も一期一会の高座であった。こちらのお客さまの中には落語ファンが多く、『かわりめ』を途中で切らずにオチまで演ったことに評価をいただいた。考えれば今回は素噺の会として、どの席も15分の休憩を挟んで、2席でちょうど90分の番組であった。
以前、文珍独演会で訪れた「藤枝エミナース」の方にもお会いできたし、落語を通じて新たなる出会いもたくさん生まれた。
近くの「奥州屋」で、有志だけの二次会。どうやら1回こっきりにならずに、2回、3回と続けていただけるようだ。
こうして3日間の藤枝公演は、無事幕を下ろした。次回は11月を予定している。
2009年7月23日木曜日
酔い待ち月
2009.7.19
中庭を見下ろせる2階の座敷に通された。松に泉水、紫陽花に百合、目を楽しませてくれる。 懐石の料理は、食前酒にりんご酒。付き出しが、鯵の博多押し、針独活、叩き芋。お椀は、鱧、冬瓜、オクラすり流し。造りは、鰹、平目、いか。八寸は、メダイ昆布〆、糸瓜と焼き椎茸の胡麻酢和え、カマス寿司、丸十レモン漬け、たたきオクラ、たらこ味噌漬け、大梅。焼き物は、鮎の風干し、白瓜雷干し土佐漬け、はじかみ。冷たい焚き合わせは、織戸茄子オランダ煮、南瓜石川小芋旨煮、万願寺青唐焼き干し、ずいき、にこごり。〆は、丸子(まりこ)名物のとろろ汁をご飯にかけて食す。菓物は、とろろアイスにあんこ。
10時30分、大井川茶園雪嶋社長の案内で、工場を見学させていただき、お茶のパックにオリジナルTシャツまで頂戴した。早速、アディダスならぬ「味出す」のロゴ入りシャツを着用。
かわかつのお父さんも誘って、雪嶋氏の車で約30分のドライブ。静岡市の山あいにある、大正8年創業の老舗「待月楼」へ連れていってもらった。ここは元旅館だとか。竹林に囲まれ、お隠れ宿のようである。名前がいい。月亭を待つ市楼(なんでやねん)。
昼間から贅沢させていただいた。このお返しは、いい高座、いい噺で。
さあ、今夜は貸切公演。気合い入れて頑張ろう。
第5回「かわかつ八天寄席」二日目貸切(17時半開演)
『花筏』 月亭 八天
仲入り
『仔猫』 月亭 八天
今宵の懇親会では、「磯自慢」「志太泉」をグイグイ。席上、主客のデンティスト岡先生から、岡山の「ままかり」のご主人とおかみさんをご紹介いただいた。でも、わたしは初対面じゃなかった。文珍師と過去2度か3度訪れ、おふたりには挨拶もしている。2階の座敷で落語会をしたいとか。願ってもない話。是非とも「ままかり八天亭」を実現させたい。
岡ファミリーと「ラ・カメリア」で赤ワインを数杯、「BELLINI(ベリーニ)」でマーカーズマークを数杯飲んで……、お開きは……何時だったろう……?
ゾクッとして、ホロッとして
2009.7.18
ひかり、こだま、東海道本線と乗り継いで、藤枝に到着したのは10時。7ヶ月ぶりに「蕎麦酒かわかつ」の暖簾をくぐった。店長やおとうさん、おかあさんのにこやかな笑顔に迎えられ、また今回も張り切ってやりましょうと元気に挨拶。
舞台設営をしているうちに、早々とお客さんがお見えになった。控えに使わせてもらう2階の倉庫には冷房がない。わあ、強烈に暑い。「フ〜ッ、となる前に、冷蔵庫に入ってください」。零度の空間は、まるで冷凍サウナ。暑いわーい、冷たいわーい、おなじみ『船弁慶』の焼き豆腐になりそうだ。
さて、3年目で第5回を迎える当席の、まずは昼の部のはじまり、はじまり〜。
第5回「かわかつ八天寄席」初日昼の部(11時半開演)
『皿屋敷』 月亭 八天
仲入り
『ぬけ雀』 月亭 八天
お客さまからの依頼で、今回は怪談噺と人情噺のご注文を受けた。ただし、大阪の落語には本格怪談噺も人情噺もほとんど存在しない。江戸文化と上方文化、江戸っ子と浪花っ子の気質の違いから、そうなったことをお伝えし、まあ、怪談がかったもの、人情めいたもので、「ゾクッ!」と「ホロッ!」を聴いていただくことにした。
終演後、お昼の弁当をいただき、そのあと高座で稽古。あれれ……。いつのまにやら座布団の上でコックリコックリ。どうも睡魔が襲って来たようだ。冷たい水で顔を洗って、気を引き締めてかかろう。
第5回「かわかつ八天寄席」初日夜の部(17時半開演)
『御神酒徳利』 月亭 八天
仲入り
『足あがり』 月亭 八天
終演後は、例によって、みなさんと美酒美食を楽しむ時間。萩錦の酒蔵から「本醸造南アルプス」、大井川茶園から「開運」を差し入れにいただいた、それに加えてハウスワイン「杉錦」。どれもこれもうまいのなんの、かわかつのお料理によく合うこと。
二次会は、駅東側「DE愛」という店でカラオケパーティー。相変わらず、にぎやかな面々が集う。半年に一度しか会わないのに、十数年来の付き合いのような気がする。不思議な縁、不思議な出会い。これぞまさしく生きている醍醐味。ありがたや、ありがたや。
明日は夜に貸切公演がある。
下準備
2009.7.17
明日からの藤枝ツアーのため、キャリーバッグに荷物を詰め込む。今回はバタバタしていて、見台膝かくしを先方へ送れなかった。毛せん、名ビラは持参する。照明は……。ううん、やはり車で行くことにしようか。そのほうが運搬には都合がいい。いまや高速も大幅割引で、休日早朝なら現地まで1850円で行ける。これはいい。ん……しかし、よく考えると、小生の車にETCは付いていなかったのだ。ならば、バスという手もある。いや、長時間の移動は腰痛持ちにはキツい。夏休みに入り、渋滞も予想される。となると、結局、新幹線か。空席状況はどうだろう……。
5時半起きの6時半出発になりそう。もう休もう。
2009年7月17日金曜日
川の流れの酔うに
2009.7.16
昼間は協会会議室にて「八天の噺の研鑽会」。14時から竹丸くんの『算段の平兵衛』、15時から扇平くんの『高津の富』、16時から市楼くんの『饅頭こわい』、17時から八斗くんの『子ほめ』の稽古をみる。
18時半、長堀橋へ急いだ。辻調・田中浩文氏と9か月ぶりに出会う。今宵、グルメットにお連れいただいたのは、島之内「懐食 清水」。昨年、リニューアルしたばかりという店内は、なかなか洒落たデザインで、心休まる空間に仕上がっている。カウンターの分厚いヒバ一枚板は、中のまな板と同じものだ。その横の炭床では、別の客に出す魚を、串に刺して焼いているところ。香ばしいにおいが立ちこめる。
まずはビールで乾杯。お料理のほうは、先付けが、蛸と鱧の冷製ジュレ。上に蛸の子がのっている。
やはり日本料理はお酒。東北泉、磯自慢、獺祭、天青、緑川、磯自慢の順でいただいた。
八寸は4種。トマトのワイン煮、うにと岩茸をあわせたたものが、それぞれほおずきの中に入っていて可愛い。ほかに、蛤と蓮根グリーンマスタード和え、バチコのせ。じゅんさいとうずらの温泉卵と海藻そうめん。
お造りは、鱧の刺身と、白身はベラという魚。
椀のものには、アブラメに葛粉をうって火を通したもの、冬瓜、白キクラゲが入っていて、これまた酒の進むこと。
揚げ物は穴子とグリーンアスパラの天ぷら梅肉添え。焼き物はアワビとアワビの肝。下には青いものが敷いてあった。毛ガニのほぐしたものが入った釜飯は最高にうまい。
デザートは、ココナッツのシャーベットと巨峰のゼリー。
いつもの遅い時間からのせわしい打ち上げではなく、こうしたゆったりとした時間が一番いい。
ご主人は若干、38歳。実家が魚屋で、店はご夫婦でやってらっしゃる。開店して9年目。魚は毎朝、中央市場から仕入れ、料理は独学で始めたというからスゴい。この創作力はハンパじゃない。都島の「うずら屋」とも交流があるらしい。いい店は、やはりいいコネクションを持っている。
22時半、田中氏とは、秋に再会することを約束して別れた。いやあ、今日も勉強をさせていただいた。
コンピラきんぴら
2009.7.14
新幹線岡山経由、マリンライナーで瀬戸大橋を渡る。このところ稽古ばかりが続いているので、あまり車窓からの景色を眺める余裕がない。高松駅前、全日空ホテルクレメント高松で恒例のディナーショー「クレメント寄席」は19時10分開演。
ホテルの場合、音合わせ、明かり合わせに時間がかかる。ようやくひと段落したところで、控室にて食事をいただく。これがこの日はじめての御飯。
終演すれば、また同じ行程を引き返すだけ。わずか半日動いただけだが、ドッと疲れが押し寄せる。重い足を引きずるようにして帰路に就いた。
おやおや、もうお腹が減っているではないか。帰ってから、スキヤキ小鍋で缶ビールをキューッ。
毎度勉強
2009.7.13
前回は第七藝術劇場を使ったが、今回は大楽 新僑飯店の宴会場を借りての「十三寄席 噺のにぎわい」。夏はこちらのほうがいい。映画館は暑くて暑くて。開演前に関大の政策創造学部の学生さんから、十三の町おこしについてインタビューを受けた。そもそも十三寄席とは……。最近、取材を受けることが多いので、いかに端的に、いかに分かりやすく説明するかを研究している。今日はうまく発揮できただろうか。
第43回「十三寄席 噺のにぎわい」(18時半開演)
『四人ぐせ』 笑福亭生寿
『宗論』 笑福亭笑助
『抜け雀』 月亭 八天
仲入り
『ATM』 月亭 八天
三味線:山澤 由江
長嶺かほり
お茶子:足利 智実
手伝い:月亭 八斗
太田忠司氏原作の『ATM』が意外に受けた。あんなにシュールなネタなのに。元々、落語でもなんでもない。「異形コレクション」の中にあった短編小説を、わたしがお願いして落語にさせてもらっているだけだ。初演のときとは違って、前半部分に少し手を入れたが、今度は後半にも、なんらかの工夫を加える必要がありそうだ。毎度、勉強になる。
終演後は、いつものように「富五郎」にて打ち上げ。わいわいがやがや……と、こちらも話のにぎわいだ。
23時、中締め。あとはお好きなように。わたしは八斗くんに送ってもらって帰宅。ああ、明日はまた四国か……。
ヘトヘトもへと
2009.7.12
6時起き。7時42分の新幹線で新山口へ。駅から車で約1時間。のどかな田園風景を眺めているうちに、仙崎湾が見えてきた。山口県立劇場ルネッサながとに到着。今日も今日とて「文珍独演会」。この3日間、四国、関東、中国……行き先はバラバラである。
元来た道を引き返し、新大阪に着いたのは22時28分。もうヘトヘト。
帰宅後、明日の十三寄席の稽古……と思うが、先に汗を流して、睡眠を摂るほうがいいかも。それでも1時半まで起きて、なにかとゴジャゴジャ。
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